リーダー！ 待たせたな。

トップを狙うタイプじゃないトト
だからうっかりしてた。

のほほーん、ぼややーんと生活して
犬リーダーやるの忘れてた。

ぼやぼやしててもそれなりに生きていけるけど、絶対的リーダーがいるからこそ、子分は安心して平和に生活できる。なんとなく落ち着かなかったのはそのせいかも。

いつでも必ず私の言う通りすれば大丈夫
私の横にいれば何からも逃げる必要ない
良き子分と強いリーダーはセットだ。

やさしい子

何年も前になんとなく作ったフエルトイール。

きょねんかおととしだったか、遊びにきた友人の子にあげたんだけど
この間持ってきて返してくれた。

亀の日

暑いのでタンクさん元気

爪と肉球

今日やっと足音が戻った。
外でも爪がカチャカチャ鳴るようになった。

きっともう大丈夫。

車幅感覚

トトがいつもちょっと遠い。
ちょうどウィペット1匹分すきまがあく。

先輩後輩

トトはトトのペースで
ゆっくり順応しようとしてるみたい。

なんでもイールのマネしてたので、見本がいなくて困ってる。でも1個ずつ慣れてきてる。

構いすぎないように、いままで通りに接してるけどこれでいいのかねえ。

信頼と実績

アヒルがトトを怖がらない。
トトはアヒルに興味ない。


最近次々とさんぽの楽しい公園や広場が見つかる。
イールも連れてきたかったなー、と残念に思う。

闘病中も死んだ後も「親だから、子だから」とよく言われる。でも、子だと思ったことは一度も無くて毎回困る。

どちらかというと同士、戦友、相棒、パートナー。

そんなパートナーがいない、でもかなり普通に生活できている。ちょっと飲み過ぎる程度、上出来だわ。

とはいえ、私のうれしい楽しいを引き起こすトリガーがイールっていうことが多かったようで、生活全般が肩すかしぎみ、やや空虚。どら焼きの中心がすぽっと抜けて焼きドーナツになったような、アレレ感。

楽しい場面には、たいてい横にいたのよね。調子がくるうわー。

陸上専用

犬も乗れるよっ！
ボート屋のおじさんに声かけられ、この顔。

いっぴき

食欲でないトト、
腹へるまで歩こうかね。

普通の日

たしか昔、海外のウィペット関係の本で見た言葉
「この犬種は、飼い主の足元で寝ているのが最高の幸せ」

2匹とも毎日会社に連れていってた。犬たちの会社での過ごし方は優雅なもので、デスク下のカドラーでひたすら寝、ときどきストレッチ、小腹が空いたらオスワリオテ、本格的にお腹が空いたら帰ろうと言う。それだけ。驚くほど存在感無い、業務に差し障ることはほとんどない。

冬はカドラーに足突っ込んで、暖を取りつつデスクワーク。犬は足を枕に寝る。病気になってからも同じ、最後の日まで出勤してた。

歩行困難になりカートを買った。なんて便利、翌日には届いてすぐに乗せ、試運転で近所の公園を散歩。これはなかなかいいねなんて言ってたその日のうちに行ってしまった。

去年の秋、カートを準備しようかどうか迷ってたときイールに夢で言われた、最後まで歩くからカートいらないよーって。ごめんごめん正夢だったね。

涙がこぼれないように上を向いて歩くと鼻水が出る

イール、とても残念だけど逝ってしまった。最後までよくがんばってくれて、家で家族みんなで見送りできた。
見守ってくださったみなさま、どうもありがとうございました。


体とお別れした日、風がとても強くて自転車がそこら中で倒れてた。雲がちぎれ煙は吹き飛ぶ。いくら流線型でも全速力で走ると風圧このくらいなのかなと思った。

帰り道、いつもの公園でフリスビーした。ドッグランじゃない、もっと広いエリアでめっちゃ遠投した。走ってキャッチする姿が容易に見える。スローがヘボでもしっかりあわせてくれた。

かわいくてもったいないな。
最後の日にちゃんとかわいいって沢山言ったかな。
いないとつまんないな。

最後の数日、息苦しいときにはコマンドで深呼吸できるようになった。理解力がすごい。

たぶん虹の橋で待ってるタイプじゃない、
さっさと輪廻転生レッツゴー、次回は人間だろうな。
15年後くらいに、眼ざしクールで笑顔がキュート、スタイルよく身のこなし軽やか、知性溢れる愛すべき自己中、歌は下手なのでラップ担当、女好きで浮名を流しまくるジャニーズがでてきたら、それはイールだ。

最高の9年間をありがとう。大好きだよ。